「笑え、シャイロック」を読んだ感想やあらすじと学んだこと

おすすめの本

今回は「ドクター・デスの遺産」など映画化作品で有名な中山七里さんの「笑え、シャイロック」をご紹介します。

有名な中山七里さんの著書の中にでもおすすめしたい1冊なので、迷っている方はレビューを参考にしてみてください。

きっと人生で誰しも一度は直面する問題についての考え方や心構えなどの幅が広がると思います。

「笑え、シャイロック」のあらすじ

「笑え、シャイロック」のあらすじは、銀行入社3年目の主人公結城はある日とある部署へ配属されます。配属されたのはいわゆる日陰部署と呼ばれる渉外部。その部署では不良債権と呼ばれるいわば回収が難しい債権の回収をする担当部署でした。ショックを受ける結城ではありましたが、そこで伝説の不良債権回収屋と呼ばれる山賀に出会います。

山賀の債権取り立ては正直他人から見れば苛烈なものではありましたが、その中には山賀のお金に対する信条、美学が垣間見え共に働くうち結城は山賀に対し憧れを抱くようになっていきます。

しかしある日突然山賀が何者かに狙われてしまうのでした。債権回収で恨まれることの多かった山賀を狙った犯人もわからないまま結城は山賀の残した不良債権の問題に挑むこととなります。

「笑え、シャイロック」から学んだこと

「笑え、シャイロック」は、とにかくこの本はお金というものを中心に人間のずる賢さなど、読む者になんと厚顔無恥なのだという気持ちを持たせる登場人物が数多く登場します。

借りたものは返さないいきまく相手には自営業の一般人だけでなく世間を外れた組織に、はたまた元議員などと実はどんな人間にもかならずお金は平等に問題を起こすものであるということを感じさせられました。

しかし、社会とは自分自身の夢から生活なにからなにもで取り巻く切りたくても切れないものなのだと痛感させられてしまいました。なので人間は素直に、謙虚さだけでは生きてはいけません。場合によっては厚顔無恥に振る舞うことすらなりふり構っていられないのだと思い、そんな社会でもっとも大切なのは知恵と機転そして己の信条が必要なのだと感じました。

「笑え、シャイロック」の本から今後に役立てたいこと

「笑え、シャイロック」を読んでみて、こんなこと言ってはこの作品の根本から否定してしまうようですが、やっぱりお金は借りるものじゃないなと痛感しました。

そして銀行という組織もやはり商売。慈善事業ではないのでやはりお金というものを無知なままに簡単に手を出してはよくないのだと実感しました。

ですので、今後もし自分にも大きなお金が必要だという日が来た時には銀行と自分はあくまでお金を借りるもの貸すものということを肝に銘じていようと思いました。

この作品ではそんなお金が原因で人間関係が崩れてしまう結果になっているので、30代を迎えなにかと身近な人からもお金の問題の話題を耳にし、やはり現代社会でのお金を法人個人問わずにお金を貸すときは慎重にというくらいの気持ちで今後肝に銘じてやりとりしようと思いました。

「笑え、シャイロック」の感想

「笑え、シャイロック」ではお金の取り立て回収はいわゆるドラマにあるような横暴な取り立てでは描かれていません。

主人公が時にはお互いが利益になるように時にはその逆で誰かを犠牲にしてしまうようなことになってでも、機転を利かせなかったお金をまるで錬金術のごとく生み出して回収していくさまがとても面白いです。

そんな手があったかと感服するしかありませんでした。時には報復をされながらも警察沙汰にはせずにとにかくお金を回収していく主人公はまるで居なくなってしまった山賀を彷彿とさせられます。

しかし、この作品はその山賀を狙った者が誰かもわからず、もしかしたら今現在回収の交渉をしているこの相手こそ犯人なのでは?という疑心暗鬼にもかられながら読まねばいけません。

債権回収の問題とは全く異なる問題を絡ませながらその謎が紐解かれていく感覚は病みつきになると思います。

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